[2010/05/27] 
5月31日(月)は「世界禁煙デー」です

<<「世界禁煙デー」及び「禁煙週間」について>>

5月31日(月)は「世界禁煙デー」です。日本では5月31日から6月6日までを「禁煙週間」として、各地でさまざまなイベントや啓蒙活動が催されます。
 
1.世界禁煙デー:5月31日(月)
2.禁煙週間    :5月31日(月)~6月6日(日)
3.禁煙週間のテーマ
   「女性と子どもをタバコの害から守ろう
たばこが健康に悪影響を与えることは数々のデータから明らかにされており、喫煙は肺がんをはじめとする各種がんの発生リスクを、また糖尿病等循環器病等の生活習慣病、心疾患、脳梗塞のリスクをも上昇させます。
タバコによる喫煙者本人の健康被害はもちろんのこと、受動喫煙による周りの人々への影響も甚大なものになることが各種調査や分析で明らかになっております。
受動喫煙に関しては2003年5月に、「健康増進法」第5章第2節に「受動喫煙の防止」が謳われ、各自治体においても受動喫煙防止条例を制定し、公共的施設、飲食店などにおける喫煙が制限されるところも出てきております。
受動喫煙による周囲への影響は次の表のように、有害物質は副流煙のほうが主流煙の数倍も多く排出されます。

 
 
 
単位:mg
成分
副流煙
主流煙
副流煙/主流煙
タール
35
10
3.4
ニコチン
1.27
0.46
2.80
一酸化炭素
148
31
4.7
 
 
 
 厚労省「喫煙と健康」より

下の表は全国の男女の喫煙率と出光健保の喫煙率を表したものです。
全国平均より低いとはいえ、男性においては約35%と多くの方が喫煙していることがわかります。
 
 
全国
出光健保
37%
35%
9%
8%
 
      全国は2008年度国民栄養調査によるデータ
      出光健保は2008年度特定健診の問診による有効回答数5,434人のデータ
 
全国の喫煙人口は約2,600万人でそのうち約70%がニコチン依存症といわれています。(全国タバコ喫煙率調査2009年より)
 
喫煙の習慣のある方はこの機会に、「禁煙」について考えてみませんか?
 
厚生労働省 ~たばこと健康に関する情報ページ~
http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/main.html