[2011/02/02]
ノロウィルス流行の兆し。ご注意ください!
ノロウィルス流行の兆し。ご注意ください!
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例年、11月から4月にかけてノロウイルスによる感染性胃腸炎にかかる人が増加します。
特に今冬は患者が急増しており、より一層の注意をする必要があります。
ノロウイルスは主に汚染された2枚貝の生食により感染しますが、それ以外にもノロウイルス感染者を介して汚染された食品などが原因となることもあります。
またこのウイルスは感染力が非常に強く、感染者のおう吐物や便から、汚染箇所にふれた人の手などを介して、人から人へと集団感染するケースも多発しています。
ノロウイルスに感染すると、24~48時間の潜伏期間のあと、吐き気、おう吐、下痢、腹痛、発熱などの症状が現れます。
子どもは嘔吐、大人は下痢を主症状とすることが多いようです。
きちんと水分補給していれば通常は2~3日で治りますが、
症状が強く水分を受け付けない場合は、脱水症状をおこす可能性があるので早めに受診してください。
1. 2枚貝の生食を控える
2. 食品を85度以上で1分以上加熱する
3. 調理前、食事前、トイレの後などの手洗いを徹底する
などが予防策として挙げられます。
詳しくは厚生労働省のホームページをご覧ください。